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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【第62回東北連合小学校長会研究競技大会青森大会】

更新日:7月24日


櫻田武です。


7/4~5に弘前市で行われた標記の大会に参加してきました。


1日目は、記念講演会、2日目は分科会が行われ、東北の校長約950名が弘前市に集まりました。


1日目の記念講演は、【健康教育の理念とその実践〜「健やか力」育成のために〜】と題して、弘前大学特別顧問・名誉教授の中路 重之 氏がお話されました。


平均寿命が男女ともに最下位の青森県の健康を向上させるためには、特に学校における健康教育で子供たちに正しい知識を与えることが必要だということでした。


実際に約100校で行われている健康授業の実際についてもお話を伺いました。


健康教育の意義とポイントは以下のとおりです。


・人の健康の一生を系統的に包括的に教える。


・全体像を理解することで、人の健康やウェルビーイングにおける生活習慣や社会性の大切さを理解させる。→全人的教育


・(症状の少ない)中間的位置にある病気の理解が必要。


・健康教育を児童・生徒にリアルに伝えるために、血圧、みそ汁の塩分、歩数などの実測を授業に取り入れる。


2日目の分科会は、「第9分科会 自立と社会性」に参加しました。


研究課題は、「自立と社会参加を図る教育の推進」です。


視点1は、自立と社会参加を図る特別支援教育の推進についてでした。


福島県福島市立北沢又小学校の島田 祥司校長先生のご発表「特別支援教育を推進するための校長の果たすべき役割と指導性〜方部校長会の機能を生かした共通実践化を通して〜」を聞いた後、グループで協議しました。


グループ協議で話し合い、まとめられた「校長の果たすべき役割や指導性」は次の4点です。


1校長は「特別支援教育は大事である」というメッセージを伝え続ける(行動でも示す)


2校長は、特別支援学級担任、支援の必要な児童を受け持っている担任の話をよく聞く。(よい関係づくり)


3校長は市教委と交渉し続ける。(モノ、ヒト、就学)。特に適正就学については、将来の自立と社会参加を見据えた市教委からの指導が非常に大切である。


4校長は、特別支援教育の知識技能を向上させなくてはならない。(保護者はとても勉強している。)


視点2は、未来への夢や志を育むキャリア教育の推進についてでした。


青森県おいらせ町立甲洋小学校 鹿原 秀章 校長先生のご発表「次世代を生き抜く児童の資質・能力・態度を育むキャリア教育の在り方と校長の果たすべき役割〜地域の教育資源の活用を通して〜」を聞いた後、グループで協議しました。


グループ協議で話し合い、まとめられた「校長の果たすべき役割や指導性」は次の2点です。


1校長は、「キャリアパスポート」の使い方について見直す。


2校長は、キャリア教育に直結する、道徳・特別活動・総合的な学習の時間が確実に行われているかどうか確認、指導する。


2日間参加することで、学校経営におけるさまざまなアイディアが膨らみましたので、実践していきたいと思いました。


追伸

実は、5年前にUDあおもりからのご依頼を受けまして、ここ弘前には来ています。


弘前大学附属小学校の4年生の子供たちと算数のUD授業を公開し、川上康則先生と対談もしました。


来てみたら、なんと宿泊先が、その時と同じ「弘前プラザホテル」。


そんで、

あの時は、満席で入れなかった、ホテル目の前の居酒屋「土紋」さんに、開店かけたら、最後の自由枠でカウンターに座れました。


開店時、すでに2人の男の一人飲みの方がいて、その間に座らせていただき、最終的には3人で話が盛り上がって、LINE交換もw



お一人は、花巻の校長先生で、もうお一人は東京メトロの職員でいらっしゃるとか。4泊5日で日本海側を電車で回りながら、日本酒で有名なお店を回って来られたそうです。


前日は、秋田のあの永楽食堂で、私も飲んだことのない、新政酒造No.6 Xタイプを一杯三千円で飲んできたそうですw


話を戻しますが、この「土紋」さんというお店は、あの酒場放浪記でも放映されたお店で、吉田類さんも来られてます。



お客さんが、なかなか手に入らない弘前の地酒、三浦酒造の「豊杯」を目当てにいらっしゃるそうなのですが、ずらりと並んだ豊杯の一升瓶で何が美味しいのかわからないので、メトロさんが頼むのを真似しました。(が、メトロさんもおかみさんに「おすすめなんですか?」と聞いたそうですw。)


いただいたのは、「純米搾りたて 生酒」。


旨かったw


弘前名物の「いがメンチ」(イカのメンチカツ)も美味かったw。



男3人で盛り上がりましたし、私はお二人が帰られた後、おかみさんと店長さんともお話しできましたし。



もうお歳もお歳ということで、あと5年でお店を閉められるそうです。


そんなわけで、予約必須のお店なのですが、本当に座れて幸運でした。


聞けば、お客は毎日12人までと決められているそうで、一元さんは、おかみさんがこれまでの長い経験から、入ってきた瞬間の雰囲気で決定。


わたくしは、おかみさんのお眼鏡で合格したということでした。よかったですw。


二次会は、ほぼ隣のスナック「オリーブ」さんへ。


ここは、5年前も来ました。5年前もレトロなたたずまいでしたので、まだやっているのか心配でしたが、緑の看板が光り輝いていた時は嬉しかったですね。


東京ご出身のママさんもお元気でした。



こちらは、あと3年で閉店されるとのこと。


みなさんもこれから行われる東北の夏祭りにおいでの際は、ぜひ2つのお店にお立ち寄りくださいませ。


それでは、また。


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本日の櫻田の推し本は、「土紋」で左隣の花巻の校長先生から教えていただき、その場でAmazonで即購入し、昨日届いて読み切った本です。


特別支援学校の先生が書かれた本ですので、特別支援教育の視点にあふれ、私もものすごく納得したこちらの本です。


「むずかしい毎日に、むつかしい話をしよう」平熱






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