2021年、明けましておめでとうございます。
櫻田武です。
本年もよろしくお願いいたします。
箱根駅伝、劇的なクライマックスでした。
残り3キロで大逆転された創価大の合宿所の選手たちの表情が印象的でした。
それでも2位でゴールした後、仲間みんながアンカーに対して拍手したり、ピースしたりしている姿に感動しました。よかった。
さて、ここからが本題です。
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コロナ禍で最近ないかもしれませんが、あなたは、待ち時間が平気ですか?
ディズニーランドなどの遊園地のアトラクションの待ち時間には仕組みがあります。
あのようなアトラクションの待ち時間は、実際の待ち時間よりも少し長めの待ち時間を表示させておくことによって、
「意外と早く乗れたな」
と思ってもらうことができます。
つまり、イライラ度が減るということです。
これは、行動経済学という学問において、「ピーク・エンドの法則」と言います。
人間の脳は、何かの経験を、
・ピーク(一番感情が動いた瞬間)と、
・エンド(最後の瞬間)の
2つで情報を判断するのです。
つまり、遊園地のアトラクションの待ち時間の場合は、待ち時間の最後に
「意外と早く乗れたな」
という「良い感情」が起きると、その待ち時間が仮に退屈であっても、その退屈さがほとんど吹き飛んでしまうのです。
「終わりよければ全てよし」というのは、学術的にも本当だというわけです。
創価大陸上部も、大逆転されたことより、2位で終わったことをどれだけよしと思えるかどうかですね。
今日もありがとうございました。
それでは、また。
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