櫻田武です。
「子供」というのは、「自然」にかなり近い動物です。
つまりは、「予測」「予定」が当てはまらないことが多いということです。
こうあってほしいと思っても、そのとおりにはならないのが子供本来の姿です。
だから、子供の発言や行動をよく見ないといけません。
自然に近いのですから、個別に見ると全て違います。
どういう顔をしてどういう発言をしてどういう行動をしているのか、よく見て、その上でこれはマズいなというところで注意や指導をすることが大切になるわけです。
そして、その注意や指導がしっかり伝わるかどうかは、相手の存在を認めているかどうかです。
自分の言うことを聞かないからといって体罰や児童虐待をするというのは、その行動がダメだと大人が勝手に思っているからです。
子供が泣いている時も、泣くな、ではなくて、なぜ泣いているんだろう、なぜ学習に向かえないのだろう、ということです。
まずは、相手の存在をまるまる認め、それに対して手を入れていく、ということが大切で、時間がかかるわけです。
毎日毎日辛抱して辛抱して手をかけて、それで少しずつ育っていきます。
子供たちは、何とかメソッドを使えば変わるようなものではありません。
「ユニバーサルデザインの授業づくりをしても変わりません」というようなお話を聞きますが、子供という存在をもう一度根本から考え直してほしいと思います。
子供は、ロボットじゃあないですからね。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
◇対話的な学びのチェックポイント
1その活動の必要性を子供が感じているか(教師の指示のみで動かされていないか)
2力を合わせる目的(ミッション)はあるか(グループ活動は時間できるだけになっていないか)(挙手は意欲のみに支えられていないか)
3受け止める力、反応する力を育てているか(話型のトレーニングに終わっていないか)
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※各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料
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*櫻田オススメの本
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知っているか、知っていないかだけで差がつく!
最高のグローバルスキル「生き抜く力」の磨き方
スタンフォード大学オンラインハイスクール校長の本。
ぜひ、読んでみてください。
子供たちにも教えたい内容です。
スタンフォード式生き抜く力 星 友啓 (著)
・坂の上の坂ー30代から初めておきたい55のことー
藤原和博
・時間投資思考ー時間が増えれば人生が変わるーロリー・バーデン
・脳科学マーケティング100の心理技術ーロジャー・ドゥーリー
・記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) (日本語) 新書 – 池谷 裕二 (著)
・「ニュータイプの時代」山口周 〜「正解を出す力」に、もはや価値はない!〜
・「数学的に考える力をつける本: 本質をつかむ 考えがまとまる 説明上手になる 」(知的生きかた文庫)深沢 真太郎
・「はずれ者が進化をつくる」稲垣栄洋
・【人もウィルスも制御できぬ自然】福岡伸一
・「バカの壁」養老孟司
・「メリットの法則」奥田健次
・行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由 杉山尚子(集英社新書) Kindle版
・「改訂版 新・ティーチング・プロフェッション 次世代の学校教育をつくる教師を目指す人のために」
・「子育ての大誤解」新版(上)ー重要なのは親じゃない(ハヤカワ文庫NF)
・「子育ての大誤解」新版(下)ー重要なのは親じゃない(ハヤカワ文庫NF)
・「言語化力(SBクリエイティブ)」
・「アルゴリズムフェアネス(KADOKAWA)」尾原 和啓著
・「世界がもしも100人の村だったら」
・『偉大なる選択』スティーブン・R・コヴィー (著) キングベアー出版
・『ビジョナリー・カンパニー2』ジム・コリンズ(著)
・「7つの習慣」スティーヴン ・R・コヴィー
・『第8の習慣』
スティーブン・R・コヴィー (著) キングベアー出版
・『7つの習慣 最優先事項』スティーブン・R・コヴィー (著) キングベアー出版
・『7つの習慣 原則中心リーダーシップ』スティーブン・R・コヴィー (著) キングベアー出版
・「崩壊フラグ」を見抜け!(必ずうまくいくクラスのつくり方)
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*櫻田武のYoutube
授業のユニバーサルデザイン 櫻田武
UDラジオ#11【そばに大人がついていないと遊んでしまう子への対応は?】
UDラジオ#12【支援をしても無気力・さわぐ子への対応は?】
UDラジオ# 13 【学習に集中できない子供】
UDラジオ#14【整理整頓が苦手な子供】
UDラジオ#15 【独り言を言ったり、歌を口ずさんだりしたり、物音を出したりする子供】
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*YouTube
「takeshi sakurada」
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