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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【単元名を変える】#国語 #ユニバーサルデザイン

【単元名を変える】#国語 #ユニバーサルデザイン


櫻田です。


子供達の集中力が続かない、注意が散漫になる理由の一つに、「主体的な活動となっていない」ことが挙げられます。


さらに具体的にいいますと「学ぶ理由が分からない」「何をするのか分からない」「学習の文脈がとれない」などです。


これが、バリアです。


このバリアを取り除くには、WHY?なぜこの学習をするのかを先生が十分に考え、子供達にも腑に落とす必要があります。


つまり、学習に入る必要感、興味関心を高めて、自分ごとの学習にするためのストーリーづくりを事前に行うということが「授業のユニバーサルデザイン」ということになります。


そして、どのような言語活動をして(HOW?)、何ができるようになったら合格なのか(WHAT?)が視覚的に分かるように見通しを持たせてあげることで「授業のユニバーサルデザイン」となります。


例えば、国語の場合、単元名を変えるだけで、それができます。


主タイトルを身につけさせたい力、副タイトルを言語活動にすれば良いです。

(反対でもいいと思います)


くらしの中にある「和」と「洋」を調べよう

→必要な部分を引用したり要約したりしよう~くらしの中の和と洋ブックを作ろう~


伝記を読んで、感想文を書こう

→目的に応じて、複数の文章を選んで比べて読もう~読書感想文を書こう~


こうすると、先生も子どもも「何が分かればよいのか」「何ができればよいのか」分かりやすくなると思います。

ゴールを視覚化する、特別支援学級の手立てです。



それでは、また。

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